赤ちゃん歯科ネットワーク第29回の御案内

第29回例会は定員に達しましたので、申し込みを締め切りました。

 

日時:平成30年10月18日(第3木曜日)
会場:プレデンシャル生命保険(株)品川第六支社
        東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎 イーストタワー4階
       JR 大崎駅徒歩3分
       http://www.gatecity.jp/access/

 

 ●午前の部 講演会 9時30分~11時30分 (受け付けは9時から)

 「不正咬合と気道の改善

     三谷 寧先生

    (吉祥寺こども診療室 院長・BDN相談役


抄録
 口呼吸が顎顔面骨格に影響を及ぼし不正咬合の温床となっていることが明らかになり、歯科でも子供たちの「お口ポカン」現象が問題となっている。正しい咬合の育成には、口唇閉鎖は大切な要件であるが、治療の難しさは、こういった問題が副鼻腔の閉塞とも関連性があるためと考えられる。歯科では古くから歯の萌出スペースの獲得を目的としたか拡大療法がおこなわれてきたが、副鼻腔の閉塞を視野に入れた報告は見当たらない。
 今回、3次元的牽引拡大療法のRAMPA therapy による症例報告を多角的に検討してみた。

 

経歴:

1995~2007 日本オーソトロピクス研究会理事
2007 RAMP Educational Institute Chair
2013~ 吉祥寺こども診療室開院
2012~15  顎顔面口腔育成研究会会長
2015 西江大学校 人体均衡成長研究所 兼任教授

 ●午後の部 講演会 12時30分から13時20分

 「子ども達の口腔の現状 歯科の取り組み

     北村 義久先生

    (橿の木会さわやか歯科子ども発達研究所 所長)

 


抄録
 奈良県橿原市「さわやか歯科」での健常児と障害児を同じ空間で診る診療方法を行っています。子ども達の行動パターンから、歯科にきてもらえるための工夫や子ども達への接し方などの「さわやか歯科」の取り組みと、また子ども達へ「本気」で向き合うスタッフの姿勢と、「頑張る子」と親と、それぞれの「本気」が「インクルーシブ診療」には求められている。

 

プロフィール・経歴:

昭和37年4月25日 沖縄県那覇市生まれ 
朝日大学歯学部編入学、卒業後、平成6年6月6日開業、開業当初保育園の検診にて子どもたちの口腔内の変化に気が付き、行政関係者や職員にむけて約15年で約350回の講演を続け、奈良県子ども家庭局、児童相談所、児童福祉課、児童養護施設にアタック。一時保護所、児童養護施設等の歯科検診を実施、
奈良県内児童養護施設3つ、乳児院1つ、一時保護所の歯科検診から奈良県児童虐待マニュアル作成(奈良県と奈良県歯科医師会協働、ホームページPDF参照)
平成12年 健常者と障害児の混合診療(インクルーシブ診療)を目指し、さわやか歯科移転開業
ただ今、さわやか歯科一日120人の診療の中、主に発達障害児を20人ほど診察、
拘束装置なし、鎮静なし、その延長上に見えてきた健常と呼ばれる子供たちの口腔内の変化に!
抜歯なし、ブラケットなし、保定なし機能矯正治療を開始!
児童虐待から妊婦無料検診、子どもたちの発達、そしてあこがれの歯科医師、あこがれの歯科衛生士を作ることを使命としている。

(医)橿の木会さわやか歯科子ども発達研究所所長
見晴台学園大学客員教授
日本子ども虐待防止歯科研究所理事
(医療法人)橿の木会理事長

 

13時20分から13時50分まで プレデンシャル生命保険の方からのお話


 ●午後の部 講演会 14時から16時

 「子どもの心身の健康を守る眠育

     三池 輝久先生

    (日本眠育推進協議会理事長・熊本大学名誉教授)


抄録
 

子どもの心身の健康を守る眠育

 

「体内時計と睡眠覚醒リズム」

 

 眠りは、覚醒と緊密につながるもので切り離して考えることはできない。更に、睡眠と覚醒のリズムは体内時計の働きにより営まれることを認識しておかなければならない。体内時計は眠りや覚醒のみならず、脳機能バランス、自律神経機能、体温調節、ホルモン分泌、糖代謝(エネルギー代謝)、免疫機能、消化器運動、協調運動、などと共に全身の37兆個に及ぶ細胞の一個一個に及ぶ統制力を持っており、ヒトの生命維持機構である。 体内時計形成は胎児期に始まるが、出生直後から幼児期早期まではまだ確立しておらず、生後の生活経験をもとに2歳頃までに次第に確立されていく。現代社会においては体内時計形成には条件があり、子どもたちは学校社会生活に適応するための、朝7時までに起床するとともにそれまでに自らの脳機能を十分に保つためのメンテナンスに必要な睡眠時間が確保されなければならない。

 

「体内時計の混乱と子どもたち」

 

このように、しっかりと確立された体内時計も日常生活に著しい不規則性や睡眠不足の蓄積が起こると崩れて不規則になる。学童期以後に子どもたちの学校社会生活を困難にする「不登校」はその大半が睡眠相後退症候群(DSPS)と呼ばれる体内時計混乱に伴う睡眠障害である。この睡眠障害が生じる背景は日常生活における夜更かしに伴う睡眠不足の蓄積である。現代社会生活は多くの更かし型生活者を生み出しており、スマホなどのITの長時間使用が不登校に至る慢性的な睡眠不足を誘発している。従ってこれまでの適切ではない取り組みが続く限り今後、不登校者は決して減少せず増加の道をたどると考えられる。

 

「体内時計の不適切な形成と眠育」

 

胎児期に始まる体内時計形成は母親の影響を強く受ける可能性が示唆されている。妊娠中の女性が元来夜更かし生活で更に睡眠不足傾向が強い場合、妊婦の体内に免疫系問題や炎症反応が生じることが報告されており胎児脳の炎症など中枢神経発達に悪影響が及ぶ可能性が示唆されている。従って、妊娠中の女性やこれから親になる男女共に若い世代が自らの健康問題と共に子どもを育てる際の自らの生活の有り方が重要である背景について知識をしっかりと持ってもらう必要がある。

 

「眠育」

 

胎児期から始まる体内時計の混乱は将来の、発達障害、不登校、引きこもり、成人病、に繋がることが知られている。子どもたちの学校社会を通した心身ともに健康な生活の持続は、胎児期に始まる体内時計形成にあると言っても過言ではない。世代を問わず生活リズムの有り方の重要性を知っていただく活動が「眠育」と考えている。保育、医療、教育、行政、企業、地域社会、PTA(保護者会)など社会全般で取り組むべき問題であることを述べたい。

 

 

プロフィール・経歴:

三 池 輝 久    昭和17年熊本(1942年)97日生

昭和43(1968)年   熊本大学医学部卒業

昭和44(1969)年   熊本大学小児科入局

昭和51(1976)年   熊本大学医学部講師

昭和52(1977)年から 米国ウエストヴァジニア州立大学。 神経病理で筋ジストロフィーの研究

昭和55(1980)年まで                        (米国筋ジストロフィー協会研究員)

昭和56(1981)年   熊本大学医学部講師  

昭和59(1984)年   熊本大学医学部発達小児科

              (小児発達学講座)教授 

平成14(2002〜3)年   東京大学教育学部教授(併任)

平成15年4月〜      熊本大学医学部附属病院長

      17年3月  

平成15(2003~2008)年  熊本大学大学院医学薬学研究部。 小児発達学分野教授

平成18年6月〜

20年5月まで  日本小児神経学会理事長

平成20年4月~      熊本大学名誉教授

              兵庫県立こどもの睡眠と発達医療センター長

平成23年~25年     日本発達神経科学学会理事長

平成25年4月~      兵庫県立こどもの睡眠と発達医療センター参与

平成29年12月~     日本眠育推進協議会理事長
 

専門:小児神経および筋肉疾患、小児睡眠障害、発達障害、

所属学会:

日本小児科学会、日本小児神経学会、国際小児神経学会、

AACFS学会、日本睡眠学会、日本眠育推進協議会

著書:「学校過労死」(診断と治療社)1994年4月

   「フクロウ症候群」(講談社) 1997年12月

   「学校を捨ててみよう」講談社 2002年5月 

   「不登校外来」診断と治療社  2009年

   「子どもの夜更かし脳への脅威」集英社 2014年


●参加費 会員3000円  非会員5000円  (事前に振込みをお願いします。)

  ★ 振込先 ★
・ゆうちょ銀行のお振込の場合
  記号10900
  番号24461331
  シャ)アカチャンシカネットワーク

・他の金融機関からお振込の場合
  ゆうちょ銀行
  098(ゼロキュウハチ)支店
  普通 2446133
  シャ)アカチャンシカネットワーク


●参加ご希望の方は、下記の申し込みフォームにご記入の上、送信してください。

●申し込み締め切り日 10月12日(金) 参加費振込締切日10月16日(火) 

開催当日の連絡先 事務局 高橋美香 ケータイ070-7471-1051

 

第29回例会 申し込みフォーム

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